平成27年(2015)1月に「天祖神社歌占」が誕生してから、来年の1月で10周年を迎えます。
・天祖神社歌占とは
天祖神社と成蹊大学が協働で作成したオリジナルのおみくじです。
このおみくじに吉凶はなく、弓から引いた短冊の神さまから、お告げの和歌が書かれています。
・誕生当時
当時、私は大学生で年末年始に天祖神社へ助勤(お手伝い)に来ていました。
大晦日に「弓に短冊をつけて欲しい」と言われ、正解の分からないまま短冊を取り付けました。
天祖神社歌占が誕生した初めての年ということもあり、引かれる方が少なく不安になったことを鮮明に覚えています。
天祖神社歌占が誕生した年、弓に短冊を取り付けている様子
そういった立ち上がりでしたが、歌占の神さまが増やすなど試行錯誤を加え、多くのメディアで紹介されるようになると、天祖神社歌占を全国各地から引きに来られるようになりました。
・10周年に向けて
令和6年1月1日に末社日枝神社の御祭神である「天表春命」(あめのうわはるのみこと)が天祖神社歌占に加わります。
また、天祖神社歌占をお引きになった方には、歌占の神さまがよくわかるガイドブック『天祖神社歌占 神さま手帖』を差し上げます。
新年は、誕生10周年の歌占を引いて、神さまから和歌のお告げを受け取ってみてはいかがでしょうか。
天祖神社歌占を協働で作成した成蹊大学教授の平野多恵先生が令和6年1月1日に吉川弘文館から『おみくじの歴史 神仏のお告げはなぜ詩歌なのか』を出版されます。
こちらの書籍に天祖神社歌占が紹介されております。
皆さま、ぜひお手に取ってご覧ください。
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