コレマデ
2017
榛名神社前に小さなお賽銭箱が設置されました。常盤台三丁目の吉田様からのご奉賛をいただいたものです。
榛名山の神様へ熱心にお参りされる方もとても多く、こうして境内が整備されていくのはありがたいことです。石のお賽銭箱の設計と建造は広瀬石材店さんにお世話になりました。
神社の稲はぐんぐん成長を続けております。今はまだ爽やかな緑色ですが、これから秋に向けて徐々に黄金色に変わっていくのが待ち遠しいです。稲刈りが今から楽しみです!
例祭はもうすぐです。
もう夏休みですね!
春先に植えた稲が日の光をたっぷり浴びてぐんぐん背丈を伸ばしています。神職によって収穫された稲は秋の新嘗祭に神様にお供えいたします。
来月のお祭りに向けての準備でバタバタしております。交通規制など皆さまにはご不便をおかけすると思いますが、今年度もご協力のほどお願いします。
6月末「夏越の大祓」の神事が行われ、今年も大勢の方にご参列いただきました。当日は雨の心配がありましたが、午後には上がり、無事斎行することができました。
天祖神社では、東京神社庁で発行している「生命の言葉」を毎月配布しています。歴史上の人物だけでなく、今月のやなせたかしさんのようにみなさんがよくご存じの言葉もあります。
6月1日から社頭で大祓の形代を配布しております。ご自由にお持ちください。お祓いした形代は神社にお持ちいただければお預かりします。
つ・つ・つガーデン、大勢の来場者で境内は大賑わいでした!
社殿の隣のツツジが見頃を迎えています!
2016
いつの間にか師走です。一年が終わっていきます。時間が経つのは本当に早いですね。先日は熊手市も行われ、年越しの準備が徐々に始まってきました。境内の紅葉は今が見頃を迎えています。
いつぞやの大雪で大騒ぎしていたことが嘘のような青空と、綺麗な赤や黄色、オレンジが目を楽しませてくれます。
今月から大祓いの形代もお配りしております。祭典は12月30日午後4時から行います。どなたでも参列できますので、今年一年で溜まった穢れをお祓いして清々しい気持ちで新しい年をお迎えしましょう。
七五三のお参りも今月がピークです。土日になるとおめかししたお子さんが沢山来られ、境内が一気に華やかになります。
二日間のお祭りも無事終了いたしました。今年から運営方法を変えた部分もあり、地域の皆さまのご協力のおかげで、何とか全日程を終えることができました。今年の反省を来年に生かして、地域の皆さまがもっと楽しめるよう努力してまいります。
八月に入り、境内の蝉も元気に鳴いています。温暖化の影響で年々気温が高くなってきていますので、水分をこまめに取るなど熱中症対策に心がけましょう。
神社では来月のお祭りに向けて着々と準備が進められています。町内のお祭りは9月17日(土)、18日(日)。天祖神社の例祭は9月21日(水)です。
五月の御田植祭で植えた稲が沢山水分を吸収し、沢山お日様の光を浴びて、ただ今成長期を迎えております。背丈は1メートルを超えました。
お天気が気がかりでしたが、今年も無事境内で、たくさんの皆さまのご参列のもと大祓が斎行できました。
写真は、常盤台の鈴木章浩さまの御作品です。
大祓では、阿蘇神社復興義援金の募金を行いました。39,886円の募金が集まりました。
五月に境内で行われたつ・つ・つガーデンで集まった59,905円の募金と合わせて、阿蘇神社さんにお送りします。皆様ご協力ありがとうございました。
2015
青空に、金色に輝く鳳凰がゆっくり進んでいきます。 感謝と共に、町のさらなる栄えと地域の人々が睦び和むことを祈るこの祭礼は、今年も三日間晴天のもと盛大に行うことができました。
露店数144店舗のうち、地元からの出店が24店と昨年より随分多くなりました。大変な人出で、混雑しましたが、大きな事故もなく終えることができました。
これも祭礼実行委員をはじめ、地元消防団、中学校、小学校、PTA、町会、商店街、地域にお住いの皆さんのご協力と、警察、消防署、警備の方々の見守りがあったお陰です。
お子さんからお年寄りまで様々な方々がお祭りに参画してくださいました。改めて地域の皆様に御礼申し上げます。
以前にもお伝えした通り、七五三のお祝い子さんに差し上げる七五三BOXが出来上がりました。神社からお子さんへの贈り物があれこれ入った箱です。楽しんだ後には、当日の色々な思い出を詰め込んでメモリーBOXにして本箱に納めていただけたら嬉しいなあと思います。
蟬時雨の中参集殿で、撮影中。七五三にご参拝のお祝い子さんに差し上げる「七五三BOX」制作中の一コマです。お祝いのお子さんたちのことを考えながら、一つひとつ楽しいデザインが出来上がっていきます。どんなものが入っているかはお楽しみに。
今年御遷宮を迎える、上賀茂神社の境内で第6回目となる「上賀茂神社アートプロジェクト」が開催されました。今年の10月から京都国立博物館で琳派誕生四百年記念「琳派京を彩る」が開催されます。
このプロジェクトもその記念で、京都美術工芸大学・京都伝統工芸大学校の若い学生さんたちが琳派の作品からインスピレーションを得て創り出した作品の数々が神社の客殿や庁ノ屋に展示されました。
夜になると地元の小学生さんたちが描いた行燈の光が参道に並びます。こうした企画を考え、支える色々な方々にお会いできてとても勉強になりました。上賀茂神社のご遷宮は平成27年10月15日です。
境内を流れる「ならの小川」には、涼を楽しむこどもたちがいっぱい。
2014
午前10時からギャラリー鎮守の森で企画展「歌占の世界」が始まりました!午後4時年越の大祓が行われました。年末のお忙しい中沢山の方々がご参列になりました。今年はどんな年でしたでしょうか。大きなけやきを眺めつつ木を今年をふりかえっています。(あ、鳥の巣)
10月の板橋区の文化財ウィークでは沢山の方がみえました。
境内ギャラリーでの文化財の展示です。
10月11月には、外務省の事業の一環で先の戦争で捕虜になられた方々(オーストラリア、オランダ)をお招きして、文化交流を行いました。
11月には、外務省のレセプションにお招きいただき、さらにオランダとの方々と交流を深めました。
みんなでお見送りです!
祭礼の前日まで、地元の中学校の職場体験が行なわれていました。祭礼で着用する衣装を着てみたところです。
雅楽(龍笛)の稽古の体験学習
四つ又磯六太皷のみなさん
小林千芳さんのボイストレーニング(子連れでママケアRelax-sing ♪ )
御旅所での一コマ
21日午前10時例祭 神職の参進
2013
行事続きの9月が終わりました。中学校の職場体験学習で生徒さん10名がみえました。
地元の祭礼のお手伝いをしてくださいました。
21日〜22日の祭典期間中は良いお天気で、にぎやかにお祭りを終えることができました。
さまざまな形でお祭りにご協力くださった地域のみなさん、本当にありがとうございました。
お神楽
パトロールしてくださった地元消防団のみなさん
連合神輿の総代さん がた
阿波踊り連のみなさん
連合神輿渡御
地元中学校神輿連
かつて南門鳥居を守っていた狛犬さん。修復が終わり南鳥居の近くに据えられました。
戦時中に作られたためか、長年の風雨にあたったせいか、部分的に崩れ落ちていました。広瀬石材店さんの修復により、立派な姿に戻りました。
2012
オランダから11名様のご参拝をお迎えしました。御朱印帳をもってみえた「通」もいらしてびっくりしました。
地元中学校の職場体験学習が終わりました。お祭りの準備で最も忙しい時期でしたが、みんなとても頑張って取り組んでくださいました。
いよいよ祭礼です。
商店街に祭礼の幟が立ち始め、いよいよ祭礼の準備も佳境に入りました。まだひっそりとした境内ですが、きのこたちがこんな賑やかに傘を広げています。
何というきのこか図鑑で調べなきゃいけませんね。
境内での茅の輪くぐりは、今年で36回目でしたがお天気にも恵まれ、過去最高のご参列だったようです。
茅の輪をくぐる方々の列で、境内が一杯になりました。明日はお預かりした形代を川に流す形代流しの神事です。
今月は七日まで境内に七夕の短冊をご用意しております。
今年も恒例の中学校の職場体験学習が行われました。
いつもよりひと月早いので、暑さや蚊の攻撃がないぶん少し楽でしたでしょうか?
実習生のお二人はとても一生懸命に実習してくれました。
神社の社報の発送作業は数百通ありましたが、みんなで頑張りました。
2011
お祝い子さんの健やかな成長をお祈りいたします。これは、福島県会津地方に伝わる縁起物、起き上がり「小法師」です。家族の人数に一つ加えて神棚にお供えするのだそうです。御祈祷の授与品として七五三のお祝い子さんに一つずつお渡ししています。この「小法師」には東北地方の皆さんへのエールと、七五三のお祝い子さん方が困難から立ち上がる力を持ってすくすく成長してくださるようにと二つの祈りを込めました。
250人!え、そんなに!予想以上の大盛況。南半球の音楽も神社の神楽殿に違和感なく溶け込みました。上板橋第一中学校吹奏楽部のオープニングも迫力満点で大好評。
いたばし芸術文化活動支援協会との共催による公演も今回で3回目となり定着してまいりました。今後も様々な企画を行い、地域の文化を盛り上げてまいります。
当日の様子はJcomの特番で11月11日より放送されるということです。どうぞお楽しみに。
21日の例祭は台風の最中でしたが、例年通り滞りなく終えることができました。これで16日の宵宮から始まった祭礼行事が全て終わりました。台風一過の今日は風の落し物があちこちに。大きな枝やまだ青い銀杏、花梨、そして蜂の巣も!いつもの境内に戻るまでもう少し時間がかかりそうです。
例年になく暑いお祭りでしたが、お天気に恵まれ沢山の方々が祭礼にご参加くださいました。東日本大震災のあった今年は祭礼をどうするかという議論もありましたが、お祭りを経てまた一段と地域の「絆」が深まったかもしれません。今年は東北への募金のために神社で「祭礼うちわ」をお分けしておりましたが、用意したうちわは全てなくなりました。ご協力ありがとうございました。
内藤留美バレエ団の生徒さんたちによる「四羽の白鳥」
神輿の連合渡御に出立する総代さん方
出番を待つ阿波踊りの子どもたち
素敵な踊り子さんです
連合神輿渡御の年番は南常盤台一丁目でした。今年修理したピカピカのお神輿です。
いよいよ祭礼が始まります。と、その前に今年も恒例の地元中学の職場体験学習です。
2010
天祖神社の由緒書が完成しました。これを記念して、由緒書の写真を撮ってくださった久保田光一さんの作品を神楽殿に設置しました。今日はその飾り付け。同じくアートディレクターの仲快晴さんも駆けつけてくださいました。
神楽殿玄関が、アートな空間に大変身。他にも数点久保田さんの作品がご覧になれます。年末年始はぜひ神楽殿の玄関にお立ち寄りください。
境内の木々が色づいています。
ボローニャ市とのご縁が続いています。今年3月のわが神明囃子保存会のイタリア・ボローニャ市訪問に対して、今度はボローニャ市長が当社を表敬訪問されました。
正式参拝をされたあと、お囃子のメンバーそれぞれがボローニャでの思い出話を市長さんにご報告。
お見送りの段になってやっとみんな「チャオ」という素敵な言葉があることを思い出しました。
提灯が掲げられていよいよお祭りです。
連合渡御を待つ人たち
木遣りの鳶さんたち
常盤台東町会の宵宮
かわいい阿波踊り連
神輿の宮入準備です。
2009
寒空の下でも暖かそうなふたりです。
台風の日にみつけたヒマラヤ杉の球果。その後、みるみる大きくなって、こんな松ぼっくりのようになりました。写真を撮ろうとして触ったら…
二つに割れて、ヒマラヤンローズができました。こんな風にしてヒマラヤンローズができるのですね。ということは、そろそろヒマラヤ杉の下にローズが落ちているかもしれません。早速境内に行ってみると…
ローズは見つかりませんでしたが、ガラガラが落ちていました。これは、振ると中にある豆がガラガラと鳴る「サイカチ」の実です。雨上がりの森では、おもしろいものがたくさん見つかります。
先週の2年生の生徒さんに続き、今日は地元の小学校から14名の3年生の皆さんが神社にやって来ました。「松葉ぼたん」のおみやげを神社に持って来てくれた皆さんは、台風一過の境内の庭はきをしてくださいました。竹ぼうきを使うのは初めてのようでしたが、みんな上手に使いこなしていました。
庭はきは不思議で、掃いているうちにどんどん夢中になって止まらなくなります。皆さんもそうだったみたい。とっても真剣に取り組んでくれました。集めた葉っぱは、裏山に持っていきます。裏山は普段は入れませんが、じゅうたんみたいに葉っぱが積もってフカフカ、楽しい踏み心地なんです。最後にお礼に神社でとれた銀杏と椎の実をプレゼントしました。
台風が去った境内は、大枝小枝、葉っぱで大変なありさまです。でも、こんなおおきなものが落ちているのにはびっくり。15センチはあるでしょうか、ずっしり重いこの実。そしてなんだかべとべとしています。もしかして…
そう、これはヒマラヤ杉の球果なんだそう。この先端が、クリスマスリースに使われるヒマラヤンローズなんですね。初めて見ました。
9月18日の宵宮から始まり9月21日の祭典まで、良いお天気のもと例年以上に賑やかにお祭りができました。
祭礼中の雰囲気をなんとか記録に残したいと、祭典の合間カメラを持ってあちこち走り回りました。
職業、年代、学校といういつもの枠を超えて、赤ちゃんからお年寄りまで、いつもだったら接点がない人たちが、一緒にこうやって楽しく時を過ごすことができるのがお祭りの不思議な力です。
阿波踊り
2008
新年まであと数日となりました。今年はどんな一年でしたでしょうか。天祖神社は地域の皆さまや、ご参拝の皆さまのおかげで神殿を改築することが叶い、新しい年の始まりを清々しい神殿で迎えることができます。普段からご参拝の方が絶えないお社ですが、年末を迎え境内はさらにたくさんお参りの方がみえています。
今日は大祓。半年間の罪穢れを人形に託し、身も心も清々しく新しい年を迎えたいと思います。HPをご覧の皆さまもどうか良い年をお迎えください。新年は三が日を過ぎたころ、またトピックを更新したいと思います。
今年も残すところあとわずか。神社では新年の準備も佳境に入りました。
年末恒例の大掃除、年末年始の奉仕者の研修会と続きます。
今年のかりんたちです。豊作だった去年に比べると今年はあまり数が取れそうにありませんが、これから石井酒醸さんにお送りします。無事美味しいかりん酒になりますように。
神社で取れた銀杏です。お守りのご神体になります。
池澤夏樹さんの『神々の食』という本に「みき」のことが書かれていました。沖縄のいろいろな食べ物を写真と共に紹介しているエッセイです。その中で気になったのが、「みき」という飲み物。「みき」といえば神社では「御神酒(おみき)」のことを指しますから、やっぱり神々への捧げものなのかと思ったのです。
そんな話をしていたら、いつも神社のご奉仕をしてくださっているヤナセさんから「みき」を頂戴しました。お米でできた乳白色のトロッとした飲み物は、ほのかに甘いのです。これはどこかで味わったような…そう、お汁粉のような味でした。みきは古くから沖縄にある飲み物だそうですが、元は神酒かどうかはわかりません。久高島のイザイホーの本にはお祭りの中で神女たちが「神酒・タルマミキ」を作るという記述がありました。やはり神酒に関係するのでしょうか?もう少し調べて見たいと思います。
出雲に行きました。旧暦10月は「神無月」といいますが、それは出雲大社に全国の神々が集まられるからといいます。それで出雲ではこの月は「神在月」。
11月7日の夕刻に神々をお迎えする「神迎神事」が、この稲佐の浜で行われました。私の出雲滞在は11月4〜5日でしたのでちょうど神さまが集まられる直前のこと。神々がお集まりになる前のひっそりとした稲佐の浜の様子です。
熊野本宮大社の献詠披講式に参列させていただくため熊野を訪れました。この見事なクスノキは、熊野の入口とされる藤白神社の境内社、子守楠神社です。このお社の隣の権現本堂には本地仏が祀られており、近代以前の神仏習合の姿を目の当たりにすることができます。明治時代に神仏が分けられる前まで神さまと仏さまは本当に近しい関係だったのですね。きらきらしい本地仏を拝ませていただきながら、熊野信仰の奥深さを感じました。
今年も中学生さんたちが職場体験に神社にやってきました。地域や神社の歴史を学んだ後は、白衣に着替えて祭礼の後片付け。
2007
黄金色に敷きつめられた銀杏のカーペット。もったいないですがいつまでもこのままではいられません。神明囃子の子どもたちが庭掃きにやってきました。掃除も皆ですると楽しいね。葉っぱを集めて投げ合ったり、ついつい遊んでしまうのは昔も今も変わりません。
街路樹が美しく紅葉する季節になりました。神社から20分ほど歩いたところに都立城北公園があります。ご奉仕しているもう一つの神社、御嶽神社は公園の麓にあります。このあたりも紅葉でそれはそれは見事です。どこの街角を歩いていても紅葉が楽しめる時期ですね。写真は境内の紅葉です。
早いもので、今年もあと一月余りとなりました。街ではもうクリスマスや年賀状の準備が始まっています。今年は秋が短くて、一気に冬がやってきた感じがします。木の種類によっては紅葉が楽しめなかったものも…これは12月2日の熊手市におわけする「熊手」。駆け足で12月がやってきます。
昨年「かりん酒」を作って下さった石井さんからお電話をいただきました。びっくりするほど豊作だった一昨年。その反動か昨年はほとんどならず、今年の秋は「かりん酒」を作ることができなかったのでした。しかし先日、境内にご覧のような見事なかりんが一つ落ちていました。まだ青いのですが、すぐに神さまにお供えしました。どうやら来年はかりん酒も期待できそうです!かりんの実はとても固いのでこれからは、かりんの木の下を歩くときは頭上注意です。
板橋区教育委員会生涯学習課文化財係主催で、現在「いたばし文化財ふれあいウィーク」が開催されています。文化財マップも作られています。当社の所蔵資料(古文書・歴史資料)も平成14年板橋区登録有形文化財に指定されており、「ギャラリー鎮守の森」で現在歴史資料や絵馬を展示しています。
滅多に見ることのできない、歴史資料です。お散歩がてら、いかがですか? 開催:平成19年10月27日〜11月2日/午前10時〜午後4時/天祖神社「ギャラリー鎮守の森」
中軽井沢からさらに足を伸ばして小布施へ向かいました。ここは栗のお菓子で有名で、なるほど町中にも大きな栗の木がありました。実は小布施は「町並み」でも有名なところ。この栗の木の下は、「栗の小径」といってご覧の通り車の通らない静かな空間となっています。
1990年に小布施町では「小布施町潤いのある美しいまちづくり条例」が制定されたそうです。「内は自分のもの。外(まち)はみんなのもの」ということで、住民の方たちが配慮することで濃くした豊かな景観をつくりあげたそうです。みんなが快適に思うことは、結局は自分の快適にもつながっていくのだろうと感じながら気持ちの良い小径を歩きました。
九月のトピックでご紹介した中学生さんたちの神社体験。先日みなさんから感想文が届きました。中でも一番印象的だったのは森の体験だったとか。私たち自身ももっと森の勉強をしたいと思っています。機会があって中軽井沢の野鳥の森に行ってきました。ここでは、森を体験するエコツアーなどが四季折々開催されているようです。
このあたり月の輪熊が生息しているそうで、ちょっとドキドキしながら森の中に入っていきました。水が流れる音や、木々の間から差し込む光、清々しい森の朝を五感で堪能してきました。
例祭の折に小島千絵子さんに奉納していただいた、「アメノウズメ」。不思議なことにまるで当社に伝わる絵馬から飛び出てきたような近世のアメノウズメでした。澄み切った青空と千恵子さんの紅絹の衣装、素晴らしい太鼓と笛の音、笹のサラサラという音はお祭りが終わっても見た人たちの心にくっきりと刻まれています。祭祀は、神々が祭られた最初を毎年繰り返しなぞるもの。天照大御神をお祭りするこの社で、再び千絵子さんのアメノウズメに会えることを願っています。
地元の中学生さんたちが当社に二日間、職場体験にやってきました。竹箒でのお掃除、雑巾掛けにはじまって、地域の歴史の勉強、着物を着たり、筆で字を書いたり、和紙を折ったり…。皆一生懸命に取り組んでくれました。
2006
今年4回目の伊勢でしたが、タクシーに乗るたびに運転手さんから興味深いお話を伺います。今日は内宮へと続く道路の両脇にあるおびただしい数の石灯篭にはお正月すべてにロウソクが入れられ火が灯されるというお話でした。都会のイルミネーションは今はもう珍しくないですが、お伊勢さんはずっと昔から柔らかな光で飾られていたんですね。火の灯った石灯篭が続く数キロの道はどんなにか風情があるだろうと思いました。
昨日の雨模様から一転、今日はお天気も良く、皆で神殿の大掃除をしました。午後からはひいらぎ守りの奉製をはじめました。このお守りを持つ皆さんが一年良いことがありますように心をこめて準備しています。
森の番所の重要なスタッフである、ラブラドールの「まる」はただいま学校で訓練中です。卒業して番所にやってくるのは来年桜が咲くころ。現在生後六ヶ月にして30kgの体重、もう立派なものです。「まる」がやってくるのを皆楽しみにしています。
熊手市だった12月2日神楽殿では、お正月にご奉仕してくださる総勢8名の巫女さんの研修会を行いました。神社のこと、神さまのこと、お札のこと、作法のこと、装束の着装など覚えることがたくさんです。お正月は総勢14名で神社にいらした方々が気持ちよくご参拝いただけるように心がけてご奉仕します。
暗いところだと人間は臭覚が鋭くなるのでしょうか。昼間はそこはかとない香りに気づきませんでしたが、一昨晩気がつきました。今朝見てみるとすでに散りつつあります。こちらのひいらぎは高木なので望遠でないカメラではちょっと見にくいのですが、白く光って見えるのが花です。そういえば通っていた高校も「ひいらぎ」が校章だったことを思い出しました。「ひいらぎの花」は冬を表す季語。今年もまた冬がやってきた、そんな感じがします。
神社には普段人が入らない場所があります。昔から「裏山」といっています。ここには、様々な木々の苗が自然に育っています。中には芽吹いても育たないような場所に生えているものもあります。こうした苗を育てるために、ポットに移しています。その数は現在で100個。「榊」「椿」「一位」の三種類の苗です。神社では来年のお正月にこうしたポット苗を希望される方にお頒けしようと考えています。鎮守の森で芽を出した緑を育ててみませんか?詳しいことはまたHPでお知らせします。
神社の正面(東門鳥居横)に民間交番が立つことになり、その地鎮祭が行われました。地域でまちを守っていこうというもので、ときわ台南口商店街の皆さんが中心になってこの日を迎えました。
建物は神社の景観に相応しいように設計をお願いしています。年内には完成予定のこの交番に関する情報はHPでも随時お知らせしていきます。
一年に一度の大祭も街の皆さんのご協力を得て無事に終えることができました。街の祭礼では、二日目の午後4時頃から雨が降り出しましたが、それまではお天気にも恵まれ、賑やかにお祭りができました。
今年は神社に宮入をした子ども神輿のお子さん方にアンパンとお水をご用意しました。お子さん方はアンパンが食べられるかなと少し心配でしたが、おいしそうに食べている姿を見てホッとしました。連合神輿の宮入は雨で大変でしたが、無事に行われました。今年の年番は、「東山」。一番に宮入をしました。
21日の大祭は、神社の役員さんや町の方々約40名をお招きして行われました。晴れて澄み渡った空に祭典が始まる合図の太鼓が響き渡りました。
かりん酒をつけた後の実で、できたのがこのお餅です。かりんの豊かな香りがたくさんつまったお菓子です。あまり日持ちしませんので、お早めにお召し上がりください。あとは、お祭りで喜んでいただける氏子さん方のお顔を拝見できれば、成功!かりんプロジェクトは無事終了です。
2005
民間大使となって国際文化交流をはかるプログラムに所属するイリノイ州の高校生約30名。この夏日本全国を巡ってきた学生さん方は、炎天下の6日明治神宮、表参道、六本木ヒルズを巡ってこの日のプログラム最後の行程で来社。猛暑でくたくたのご様子に、おもてなしをするスタッフも当初はこわごわでした。
今回のプログラムは國學院大學の祭祀研究会の学生さん方によるサプライズ企画で模擬神前結婚式を行いました。結婚式直前に新郎新婦が突如消えて困ったというストーリーにのっとって、新郎新婦をつとめてくれる人を探しているというと、たくさんの挙手が!二人の方のご協力を得て無事結婚式を行いました。
結婚式の後はお祝いということでお餅つき。「ヨイショ」の掛け声もだんだんあってきました。
國學院大學の中西先生の「日本の神社」についてのレクチャーのあと神前神楽舞を見学。その後はお囃子を体験しました。
最後は高校生の皆さんによる合唱のお返しがありました。今年の文化交流のプログラムもこれでひとまず終了しました。
午後7時から例年通り大祓を執り行いました。
梅雨の合間、朝から雨が降っていましたが祭典前にはやみ、行事は滞りなく終えました。
今年も色々な世代のたくさんの皆さんが行事に参列されていました。大祓の行事をすませて、短冊に願い事を結ぶのも恒例の行事になりました。
日本の文化を学ぶためのツアー(アンバサダープログラム)に参加したアリゾナ州の中高生たち約40名が当社を訪問しました。
子どもたちは、日本神話「天の岩戸」の段の本を見ながら、日本の神々の話を聞いてもらいました。その後は当社に伝わる神田流神明囃子を披露。みんなでリズムを練習し、実際に祭囃子を体験しました。
和紙と木蓮の葉で作るお皿作りー「和紙アート」にも挑戦!自分の作品をそれぞれおみやげに持ち帰りました。
町内のお母さんたちと一緒に「おいなりさん」を作り試食しました。お別れは、ピアノ伴奏により日米それぞれの歌をお互いに披露しあいました。午後6時までの3時間の交流が和やかに終わりました。