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天祖神社歌占とは
ときわ台 天祖神社オリジナルの和歌のおみくじです。弓の短冊を引いて神さまとご縁を結び、お告げをいただきます。
室町時代、謡曲「歌占(うたうら)」に見られるような、弓を使った歌占が行われていました。天祖神社歌占では、室町時代から江戸時代にかけておこなわれていた歌占の方法をふまえ、呪文の歌を唱えた後、弓の弦に結びつけられた短冊から一枚を選んで占います。
一般的なおみくじにある吉凶などの運勢や「学問」「健康」などの項目はありません。和歌のみで占うのは、和歌で神さまのお告げを受け取っていた伝統を継承するものです。
天祖神社蔵「天岩戸開」絵馬の神話
太陽の神である天照大御神が、弟の素戔嗚尊(すさのおのみこと)の粗暴なふるまいをおそれて天の岩屋に閉じこもったため、世界が暗闇になってしまいました。天上の神々が集まって相談し、思兼神は次の方法を考えました。長鳴鳥を集めて鳴かせ、太玉命は榊に勾玉や鏡を捧げ持ち、天児屋命は祝詞を唱えます。天宇受売命が妖艶に踊るのを見て神々が盛りあがります。それを不思議に思った天照は岩戸をわずかに開けました。その瞬間に天児屋命と太玉命が鏡を差し出して天照を映して見せます。天手力雄神は、鏡を見ようと身を乗り出した天照の手を取って外に引き出し、世の中に光が戻ったと伝えられています。
天祖神社の絵馬は、太玉命や天児屋命の描かれ方から、古代氏族の斎部広成(いんべのひろなり)がまとめた『古語拾遺』の神話に基づくと推測されます。
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